先輩社員インタビュー
Interview
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日本全国のお客様が相手。緊張と楽しさのある毎日です。
水槽事業部 職長
自動車事業部正木工場 工場長 Tさん
元々車が好きで、車関係の仕事をしないか、と誘われたため、自動車事業部に入社しました。
ところが数年後、社長と水槽事業を立ち上げることに。初めてのことばかりで失敗とトラブルの連続でした。社長と喧嘩もよくしました。毎日が必死で、気づいたら、1日、1カ月、1年が過ぎていたという感じです。新しい挑戦にはそれなりに楽しさもあったので、辞めたいとは思ったのは一度だけですね。その時自分を引き留めたのは、「もっと先が見てみたい」という気持ちでした。
今となっては、全ての出来事が良い経験であり、それを乗り越えてきた自分を誇りに思います。
現在は、水槽事業では現場管理、お客様対応、施工、教育を、自動車部品事業では工場長を担当しています。
北海道から沖縄の離島まで、2つと同じ現場のない面白さ。
陸上養殖用の水槽は設置現場で組立るので、全国各地に出張があります。北海道では現場に向かう時にホワイトアウトに遭い、沖縄では工期と梅雨が重なり、待機の時間だけが過ぎていき・・・と毎回変わる環境の中、いかに効率よく仕事をするかが大変であり、楽しいところでもあります。一番印象に残っているのは、新潟県の国内最大級の水槽の施工です。直径18m・高さ2mとかつてないサイズの施工と台風襲来が重なり、作業がやり直しになるなど苦戦した現場でした。思うようにならない中でもなんとかやり遂げられたのは、仲間がついてきてくれたお陰が大きいです。
スムーズに行くことばかりではありませんが、何もなかったところに水槽ができていくのは、見ていて気持ちが良いですね。
出張は大変なこともありますが、作業の休日や合間に現地の観光や釣りなどに出かけ、仕事以外の視野を広げられる楽しみもありますよ。
日本の未来に役立つと、胸を張れる仕事です。
陸上養殖は日本ではまだ歴史が浅く知名度も低いため、水槽事業と言ってもイメージが沸きづらいと思いますが、世界に誇れ、日本になくてはならない面白い仕事だと思っています。少しでも興味を持ったら、まずは一声かけてください。
やってみてから合う、合わないを考えてみても遅くはないと思います。
何事も前向きに取り組めば、失敗も次へのステップになるはずです。