株式会社陸水 代表取締役 奈須様
インタビュー
水産資源の衰退による陸上養殖の必要性
SY代表 北代(以下 北代):
先ずは、陸上養殖を始めようと思ったきっかけを教えて下さい。
奈須社長:
学生の頃、近い将来マグロが食べられなくなるかもなどのニュースを見たのが始まりです。
警察官になる夢を捨て水産を学ぶため近畿大学に入学しました。
北代:
すごい動機ですね。私が水槽事業を始めたきっかけは魚が釣れなくなっていく所からでした。
なんだか似てますね。
奈須社長:
やはり、水産資源の衰退は危機感を持ちますよね。
最近ではマイクロプラスチックの問題もあり陸上養殖は必須だと思います。
形状の自由度が高く、施工が早い
奈須社長:
赤潮や魚病などを考えても陸上養殖の技術を使いもっと安定生産が出来ないかと日々考えています。
北代:
陸上養殖を計画するにあたり他の水槽は検討しましたか?
奈須社長:
当然しましたよ。
しかし、SYさんの水槽はコスト面や工期などとてもメリットがありました。
水槽の形状の自由度が高く、工期もFRP製やコンクリートに比べ施工が早い。水槽本体の重量も軽い為、底面基礎の作成がしやすい、リサイクルが出来る所も決めてですね。いいこと尽くしです。
北代:
そこは私たちが起業したきっかけでもありますね。
まだまだ、初期投資の算出段階で終わる方も実際にいると聞きますから。
奈須社長:
確かに計画段階で親身に相談に乗って頂けた事がかなり助けになりました。
何も形が無い段階は要らぬ心配も尽きませんから。
北代:
何だか恥ずかしいですね。
もっとお願いします(笑)
奈須社長:
導入のきっかけは、UVカット仕様なので、屋外でも使える。
設計の際は親身に話を聞いて頂き、様々なアドバイスをもらえる。
現地視察に関しても迅速に進めてもらい、スピード感がある。
水槽だけでなく、配管設置等周辺工事に関しても豊富な知識と経験があり、いろんな相談が可能。
こんな所でしょうか?
北代:
逆にプレッシャーになってきました(笑)
でも、日頃からお客様の成功がSYの成功であると社員にも言い聞かせています。
何処まで行っても満足せず成長したいと思います。
実際に導入してみて改善点や要望などはありますか?
奈須社長:
追加などにも柔軟に対応して頂き水槽外の事も細部までイメージ通りで満足しています。
北代:
有難う御座います。
私達も新しい技術やお客さんの困り事をどんどん取り入れ改善、解決していきたいと思います。